ナオキにASP.NET(仮)というブログを書いている「北兄者」こと「積極的な金髪幼女に誘われたが、負けてしまった青い記憶を持つ人物」に無茶ぶりされました。「Windows Azure、SQL Azure、AppFabricについて140文字以内でまとめて」と言われてしまったので、やれる範囲でまとめた&参考文献を書いてみたので、皆様ご参考にしていただければ幸いです*1。
Windows Azure
- 本文(138文字)
- 所感
- Windows Azure Platformとの区別に注意が必要で、「Windows Azure Platform = Windows Azure(OS) + SQL Azure + Windows Azure platform AppFabric」だったりする。Windows Azure Platformは、Google App Engineと同じPaaSとして提供されており、S+S(Software+Service)戦略の一貫として提供されるサービス。また、.NET版 SDKだけでなく、Java版 SDK、PHP版 SDKも提供されている。
- 参考文献
SQL Azure
- 本文(138文字)
- 所感
- 一インスタンスあたりの最大容量が50GBと拡張された。T-SQLは一部サポートされていないが、徐々にSQL Serverに近づいている。Windows Azure OSのロケールが英語のため、オプションを詳細に設定しないと日本語データの表示が化ける等々、ハマリどころも多い。
- 参考文献
AppFabric
- 本文(137文字)
- S+S戦略を実現する「サービスバス」と「アクセスコントロール」というサービスを提供する。オンプレミスシステムや他のクラウドシステムとの「サービス連携」や「認証連携」を実現する。.NET版、Ruby版、Java版のSDKも提供され、マルチプラットフォームでの連携も可能である。
- 所感
- Windows Azure platform AppFabric(Windows Azure環境=クラウド向け)と、Windows Server AppFabric(Windows Server環境=オンプレミス向け)との区別について注意が必要。S+S戦略を実現するために必須となる機能を提供している。オンプレミスシステムが多いエンタープライズ向けには非常に重要なサービスで、今後はキャッシュ機能(Velocity)やワークフロー機能を提供予定。
- 参考文献
主な参考文献
*1:だれか間違ってたら突っ込んで!