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RIA Servicesでテーブル・ストレージを利用する その4 〜本番環境での実行成功〜

今まで何度かRIA Servicesでテーブル・ストレージを利用する方法を紹介してきたが、皆様も試して頂いただろうか。もしまだ試していない場合、以下の記事を読んで復習して頂けると幸いだ。

  • RIA Servicesでテーブル・ストレージを利用する その1 〜ローカル実行で参照処理編〜 id:waritohutsu:20101103:1288751665
  • RIA Servicesでテーブル・ストレージを利用する その2 〜ローカル実行で追加処理編〜 id:waritohutsu:20101103:1288755345
  • RIA Servicesでテーブル・ストレージを利用する その3 〜本番環境で実行、けど失敗〜 id:waritohutsu:20101107:1289112042

さて、今回紹介したい内容は「Windows Azure本番環境でRIA Servicesを利用するための注意点」だ。そう、ついにWindows Azure本番環境でRIA Servicesが動作したのである(下図参照)。

今回は、Windows Azure本番環境でRIA Servicesを利用する際の注意点を紹介したいと思う。

Windows Azure本番環境でRIA Servicesを利用

注意する点そのものはシンプルで、「Windows Azure本番環境でRIA Servicesを利用する場合、IntelliTraceを有効にしてデプロイしてはいけない*1」ということだ。

早速IntelliTraceを無効にしてWindows Azure本番環境にデプロイしてみた。以下の操作を行い、無事RIA Servicesが動作していることが確認できた。

是非Microsft Connectへの投票を

本現象についてMicrosoft Connectに投稿を行った。是非こちらにも投票して頂き、次バージョンでの本問題への対応を期待して頂きたい。
https://connect.microsoft.com/VisualStudioJapan/feedback/details/623693/windows-azure-windows-azure-fabric-intellitrace-ria-services

*1:IntelliTraceはVisual Studio Ultimateでないと利用できないため、特殊な事例に入るかもしれないが…(汗