音速遅めで恐縮だが、BUILD 2011で発表された Windows Azure SDK 1.5 のインストール方法を紹介する。と言っても、最近は Web Platform Installer を利用して一括インストールが可能なので楽チンだ。また、@kamebuchi さんもブログに手順をまとめているため、別途 ブチザッキ > Windows Azure SDK 1.5 も参照して欲しい。
Web Platform Installer の起動
まず、Windows Azure Platform デベロッパー センター > ダウンロード にアクセスする。
次の画面からWeb Platform Installer側の「インストール」ボタンを押下すると、ダイアログが表示されるためWeb Platform Installerをダウンロードして起動する。
次の画面が表示されるため、「インストール」ボタンを押下し、最後に同意が求められるので何も考えずに「同意する」ボタンを謳歌するとインストールが開始される。
インストールが完了すると次の画面が表示されるため、インストールされたソフトウェエアが確認できる。
Windows Azure AppFabric SDK 1.5、ASP.NET MVC3 Tools Update Installerも同時にインストールされている点にも注目してほしい。
Windows Azrue SDK 1.5の主な変更点
変更点の詳細はMSDN > What's New in Windows Azure で確認してほしいが、以下に私の気になった点を主観込で羅列する。
- NetFxEntryPoint → .NETアプリを起動可能、ProgramEntryPoint → 非.NETアプリを起動可能。Node.js アプリや Java アプリの起動が容易に(new Process()をしなくて良い)。
- Workerロール/Webロールに Contents タグが追加されている。robocopy代わりに使えそうな勢い http://msdn.microsoft.com/en-us/library/windowsazure/gg557552.aspx
- InternalEndpoint の FixedPort と FixedPortRange 辺りが面白そうだが、用途が思いつかず…
- 「Adds support for retrieving values from the runtime process environment using xPath values」によりXPathで値がとれる様だが、例がないからやりかたが分からず
- Compute Emulatorの改善