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ロサンゼルス生活日誌 ~その4 米国でのインターネット開通~

ご無沙汰してますがこんにちは。実は私が一番苦労した米国でのインターネット開設の流れを紹介したいと思います。日本だったりすれば KDDI か NTT 東西 辺りに頼めば大きな問題になることはないイメージですが、米国では相当の企業がどこかを知らなかったのが大きな敗因でした。この辺の苦労と米国特有の板挟みの経由を紹介したいと思います。

インターネット開設のために辿った流れ

まずは私が今回インターネット開通までにたどった流れを紹介します。具体的には以下の様な流れになりましたが、結局 CONSOLIDATE SMART SYSTEM → Spectrum → DIRECTVAT&T → CONSOLIDATE SMART SYSTEMというループをしてます。このたらい回しは non native speaker にはなかなか辛かったっす。。。。

  1. 居住が決まったアパートから勧められた CONSOLIDATED SMART SYSTEM に連絡したが、電話越しにクレジットカード番号の提示を求められ「契約ごとは文章が無いと信用できないからメールで文章よこせ」と突っぱねたにも拘わらず電話でしか連絡が来ないので放置する
    • DIRECTV という有名なプロバイダの Authorized Partner とチラシに書かれていたもののいまいち信用できず
    • 周辺の知人にも「いきなりクレジットカード番号を要求する様なところは辞めた方が良い」と言われて却下
  2. 近所に Spectrum のオフィスがあることが分かったので直接訪問してインターネット契約をお願いしてみるが「お前の住んでるところはサポートしてない」と言われる。「CONSOLIDATED SMART SYSTEM ってところを勧められたがクレジットカード番号を電話越しに聞かれたから信用できない」と答えたところ「DIRECTVへ直に連絡した方がよい」と言われる
  3. DIRECTV へ直接連絡したら「お前の住んでいる場所だとインターネット契約は AT&T を使っているから直接連絡しろ」とたらい回し。DIRECTV は後述の AT&T の様にチャットでのQ&Aサービスがあったのでその点は楽だった。どうやらそもそも DIRECTV はプロバイダ相当らしく、インターネット回線自体は提供できない模様。
  4. AT&T のチャットサービスに以下の様に聞いたところ「お前の住んでるところはよく分からんから直接電話窓口に連絡しろ」と言われる。これまたチャットで話せるのはまだ大分マシ f:id:waritohutsu:20171002085452j:plain
  5. AT&T の窓口に連絡したところ「DIRECTV の契約が無いと紹介できないサービスだ」と言われ、仕方なく DIRECTV の契約を行う
  6. AT&TDIRECTV 契約者専用窓口に電話したところ長々と個人情報とクレジットカード番号を聞かれる。AT&T だからまぁ仕方あるまいとクレジットカード番号を伝えたところ、最終的に「どこでも良いから AT&T の実店舗に行ってID(身分証明書)を見せろ」と言われる
  7. 最寄りの AT&T 実店舗に行ったところ「そんなサービスを聞いたことが無い」と言われ契約が成立せず。「俺はこの電話口の相手と契約の話を進めたのにどっちかが嘘言ってんのか?」位をプッシュしても相手微動だにせず。しかも再度電話をかけたら窓口の相手が変わっており話が進まず。最終的に「契約できねぇのは分かったんだけど、DIRECTVは要らないから解約させろ」という点だけ聞き、DIRECTV の解約だけして帰宅
  8. 最終的に選択子が無かったので CONSOLIDATED SMART SYSTEM に連絡し電話口でクレジットカード番号を仕方なしに伝える。一週間程度でインターネットが開通\(^o^)/

上記を踏まえてインターネット開設時の反省

どうも住んでいる場所によって「おススメのインターネット会社」のレベルでなく「そもそも契約できるインターネット会社」が違うようです。私のヒアリング力だと解釈しきれなかったのですが、話を聞くと「お前の住んでるアパートでは一括で Home Association 契約が存在しているので個別契約はできない」という旨を言われて AT&T からは契約を拒否されました\(^o^)/
米国では一軒家レンタルが一般的なので、一軒家レンタルをする場合は個別契約でよいと思いますが、私の様にアパートの場合は住んでる方や Leasing Office(アパートの管理事務所相当)のおススメに素直に従った方が楽だと思います。
また、クレジットカードも実際に銀行口座から引かれるまでに「これ身に覚えないから請求止めて」と連絡することが可能だったりします。その点でも契約はフットワークが軽くても良かったかもしれません。

インターネット開通前までは T-Mobile 携帯のテザリングを利用してインターネットを利用していたのでえらい回線が遅かったです。しかし、仮にインターネット契約が遅れたとしても、スターバックスや Coffee Beans 等々のカフェでインターネットを気軽に使えるのが米国の良いところです(正直、米国でノマドが流行るわけが分かった気が。。。)。

最後に ~米国での契約について~

米国での契約はマジで注意しましょう。「よく分からないけどサインする」は完全に却下です。契約書にサインした時点で契約に完全に同意したとみなされます。どんなに理不尽な内容であったとしても、この時点でもう誰も助けられないし誰も助けてくれません。日本と違って「普通このくらい~」の「普通」という概念は米国には無いと思って契約を見ないと痛い目に見かねないので契約書を見るときには細心の注意を払いましょう。契約については以下のスタンスで行くと痛い目をみにくいと思います。