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Windows Azure Training Kit 2010年6月版の公開

TechEd2010でWindows Azure SDK 1.2がリリースされた。同リリースの機能では、デプロイ手順の改善が行われ、Visual Studio 2010(以下、VS2010)上でストレージ・サービスのデータ内容を参照できるようになった。これ等の機能が非常に有用なのは言うまでもないが、機能を学習するためのチュートリアルや手順書等のドキュメントも更新されている。

Training Kit 2010 JuneのDL場所

その中でもWindows Azureを学習するために特に重要な(というより、深掘りするためには避けられない)Windows Azure Platform Training Kit - June Updateが、2009年12月以来久しぶりに更新された。

Training Kit 2009 Novemberからの変更点

ダウンロードサイトに詳細な内容は記述されているが、今回の主な変更点は以下となる。VS2010での導入手順や新機能の使い方に注力しているのが分かる。

  • VS2010バージョンの「Windows Azureの導入」
  • VS2010バージョンの「SQL Azureの導入」
  • VS2010バージョンの「Windows Azure Platform AppFabric Service Busの導入」
  • VS2010バージョンの「Windows Azure Platform AppFabric Access Control Serviceの導入」
  • クラウドにおけるWCF Serviceを利用したWindows Identity Foundation
  • VS2010でのWindows Azureストレージサービスの参照+新しいお題(Driveも有るよ!)
  • VS2010でのWindows Azureアプリのデプロイ+新しいお題
  • その他、微修正

私も内部を詳しく精査したわけでは無いが、他にも「WindowsAzurePHP」や「WindowsAzureNative」も追加されているように見える(もともとあったっけ?)。是非皆様もWindows Azure Training Kitを使って学習を進めていただきたい。