今回は、Azure SDK 1.3のインストール方法について紹介する。Azure SDK 1.2のインストール方法は id:waritohutsu:20090802:1249214533 の記事で記述したが、最新版である Azure SDK 1.3のインストール方法は若干異なっている。
また、Microsoft本家のAzure SDKセットアップ方法を見ても必要だと思われる設定が不足している箇所があるため、自分の備忘録を含めて記述する。
環境構築
Windows Azure SDK 1.3をインストールするためには、以下の環境を構築する必要がある。
- 前提OS
- Windows Vista Home Premiun以上(Home Basicはダメ・・・orz)
- Windows Server 2008
- Windows 7
- 前提Visual Studio(2008はアンサポート)
- Visual Studio 2010
- 前提SQL Server (Management StudioでSQL Azureに繋ぐ為にはSQL Server 2008が必要)
- SQL Server 2005
- SQL Server 2008
- 前提.NET Framework
- .NET Framework 3.5 SP1以上
「Windowsの機能の有効化または無効化」の設定
上記環境の構築後、以下5項目の設定を有効にする。MSDN側では、CGIの設定は分けて記述しているが、分けて設定することはないと考え、一緒に設定する。
- Internet Information Services
- Web管理ツール
- IIS管理コンソール
- World Wide Webサービス
- HTTP共通機能
- HTTPリダイレクト
- 静的コンテンツ
- アプリケーション開発機能
- ASP.NET
- CGI
- HTTP共通機能
- Web管理ツール
また、以下の図(Windows 7)で設定を有効にしない場合の注意点を記述した。後日はまった場合の指針になれば幸いだ。
Windows Azure SDK 1.3の取得
上記の設定を全て完了後、 Microsoft本家 Azure SDK 1.3の日本語版からインストーラを取得してセットアップを行えば、無事インストールが完了する。