プログラミング生放送勉強会 第20回@品川 で「Windows Azure Media Serviceで作成する割と普通な動画サイト」をしゃべってきた
大分時間がたってしまったが、3月9日に実施された プログラミング生放送勉強会 第20回@品川 にて、Windows Azure Meida Service ネタをしゃべってきた。当日の勉強会の様子は プログラミング生放送@プログラミング生放送勉強会 第20回@品川 で紹介されているので、当日利用したスライド・サンプルアプリケーションも合わせて公開した。
発表したスライド
スライドを SlideShare で公開したので、今回のブログ投稿を見つつ、内容を参考にしてほしい。
利用したサンプルアプリケーション
上記のプレゼンで紹介した Media Service のサンプルアプリケーションを GitHub で公開した。こちらも是非参照してほしい。
https://github.com/normalian/WAMediaServiceSampleApp
サンプルの主な機能は以下となる。
- 動画のアップロード
- 動画のエンコード
- 動画の公開
- 動画のサムネイル作成
動画再生時の課題とWindows Azure Media Service が頑張ってくれるところ
マルチデバイス/マルチブラウザで動画再生を実現する場合、さまざまな事が課題となる。特に、以下の点が問題になりやすい。
- ブラウザ毎に対応している動画エンコーディング形式が異なる
- RIA を実現すればマルチブラウザ対応可能だが、タッチデバイス向けの対応が困難
- ネイティブで実装すればなんでもありだが、デバイス毎にアプリを作成する必要があって大変
- HTML5 だけではストリーミング再生が困難(HTTP Live StreamingならOK)であり、Silverlight や Flash 向けのエンコーディングが必要
Media Service はバックエンド向けのサービスであり、HTML5 や RIA と異なる。各種フォーマットに対する動画エンコーディングや、Smooth Streaming 用の配信機能を持っている。
Media Service の機能を利用し、対象とするデバイスのシェアやターゲットを考慮し、作成するサイト/サービスが対象とするデバイスを絞ることが動画配信系のサービス作成のポイントだと思われる。